軽やかでやわらかく、そしてみずみずしい再現性抜群の「形状記憶パーマ」
¥15,400(カット・スタイリング込)
エアウェーブはふんわりと柔らかい質感なのに、カールはしっかり定着。乾かすほどにカールが戻るという再現性に優れた“形状記憶パーマ”です。
デジタルパーマのような高温処理は行わず、50℃前後の低温処理でキューティクルを整えながらかけるので、質感もアップ!トリートメントをしたかのような手触りです。もちも通常のパーマの約2倍!
ふんわりとしたボリュームも出るのでハリ・コシのない細い髪の方にもおすすめです。
エアウェーブの工程
ワインディング
1剤塗布 テストカール 中間水洗
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point1【 クリープ 】
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point2【 ガラス化 】
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2剤塗布 プレーンリンス
スタイリング
「クリープ」「ガラス化」とは
毛髪内部は「CMC(細胞膜複合体)」や「コルテックス」等、複数の構造から成りますが、それらはペプチド結合、シスチン結合、イオン結合、水素結合という4種類のいずれかの結合によって結びついています。
通常のパーマは、1剤(還元剤・アルカリ剤)を塗布して、その後2剤(酸化剤)を塗布します。
これは、1剤によって「シスチン結合・イオン結合・水素結合」を切ることでCMCを柔らかいゴム状態にし、コルテックスが動ける環境を作り、2剤によって再結合してウェーブを形成しているのです。
この一連の流れの中で毛髪の「温度と水分量」のバランスを、空気の力でコントロールし、よりスムーズで効率的なコルテックスの移動を促すのが「クリープ」、そして移動したコルテックスを、その位置にきちんと固定させるのが「ガラス化」です。
「クリープ」とは、物質に一定の温度や応力がかかり続けたときに生じる変形のことをいいます。
毛髪のCMCは常温常湿では安定しています。※この状態のことを「ガラス状」と呼びます。
エアウェーブでは、1剤(還元剤・アルカリ剤)によって結合を切った後、クリープに適した「温度と湿度」を与えることでCMCが柔らかなゴム状態になり、CMCが接着していたコルテックスはロッドに沿って、ゆっくりと“ストレスの無い位置“に移動し、毛髪はウェーブ状になります。ただし、このままではCMCはゴム状態なので、つくったウェーブは安定しません。
【クリープ】クリープに適した温度と湿度をコントロールすることでコルテックスが形状に沿ってゆっくりと移動し始める
クリープを行った後の不安定なウェーブを、「温度と湿度」のコントロールによって、CMCを硬質化したのち“常温“に戻すことで、コルテックスは“常温常湿“で「ストレスのない位置で固定」されます。これが「ガラス化」です。
そして2剤(酸化剤)で、その位置を記憶させます。
【ガラス化】クリープによってコルテックスの配置換えを行うことによりストレスのかからない状態で固定される
【通常のパーマ】外側のコルテックスは引き伸ばされ、内側のコルテックスは圧縮され無理なストレスがかかっている状態
コルテックスがストレスの少ない位置に移動するため、柔らかく美しいリッジに導くことができます。
また、ガラス化後の常温常湿状態(=日常生活状態)でウェーブを記憶させるので、ドライ時にしっかりカールが出るという再現性に優れたパーマとなっていますので日々のお手入れも簡単。さらに高い持続性やキューティクルも歪みが少なくきれいに整うので、なめらかな手触りになります。