加齢に伴う悩みのひとつでもある「白髪」。
マイナスな印象を持たれることの多い白髪ですが、まだまだ不明な点も多く特化した治療法や改善薬などないのが実状です。
そのため、白髪が増える原因や要因を少しでも減らして「予防」することが、お悩みに対する解消策のひとつとなります。
白髪が増える原因とは
毛髪の色は「メラニン色素」の種類と量で決まります。そのメラニン色素は毛根の最深部にある色素形成細胞「メラノサイト」によって作られ毛母細胞に受け渡されます。
しかし、なんらかの原因によってメラノサイトの働きが低下し、メラニン色素が作られなくなると毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが「白髪」です。
白髪にはメラノサイトが残っているにも関わらずメラニン色素の生成を行っていないタイプ(休止型)とメラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプ(欠失型)がありますが、白髪の多くは「欠失型」です。
メラノサイトの働きが低下する明確な原因に関してはっきりと解明はされていませんが、今のところ以下のような原因が指摘されています。
- 加齢に伴う老化現象
- 生活習慣やストレスによる血流の低下
- 遺伝的要因
それらに加え、
紫外線やヘアカラーなどの外的要因
上記の原因により「抗酸化力の低下」や「栄養不足」を招くことで、細胞の働きが弱まってしまうと考えられます。
人間が生きていくためには「酸素」は不可欠ですが、身体に取り込んだ酸素の一部は、他の分子と結び付いて高い酸化力を持つ「活性酸素」に変化します。
活性酸素には、ウイルスや細菌などの感染を防御する働きや細胞伝達物質としての役割も担っていますが、過剰に蓄積されてしまうと細胞は傷つけられ、老化を早めたり様々な疾病の原因となってしまうため通常は体内の酵素によって分解されます。
これら酵素を含め活性酸素の働きを阻止する物質は「抗酸化物質(スカベンジャー)」と呼ばれ、この物質の働きのことを「抗酸化力」と呼ばれます。
ヘアカラーによる活性酸素
ヘアカラーにも使用される「過酸化水素」は、人間の体内でも生成される活性酸素のひとつですが、通常は「抗酸化酵素(カタラーゼ)」によって水と酸素に分解され無毒化されます。
しかし、年齢と共に抗酸化酵素の働きが弱まり過酸化水素が「毛包」に蓄積してしまうことで、毛乳頭細胞がダメージを受けてしまい色素形成細胞の生成が通常どおり行われなくなってしまいます。
髪は白髪の状態で生まれ、そこにメラニン色素が加わる事で黒髪が形成されますが、過酸化水素の過多によってその形成は破壊され、結果として白髪の増加へつながります。
身体の器官が消費する一日のカロリーの3分の1は、「脳」で消費されていると言われています。
エネルギーの代謝が多く行なわれる頭部では、同時に「活性酸素」も多く発生していることになります。
ここに、加齢やストレス・生活習慣などの要因により「抗酸化力」が低下することで活性酸素を溜め込み、頭部のあらゆる細胞の働きを弱めてしまいます。
ただでさえ多くの活性酸素を抱え込む頭部に、過酸化水素が加わることで細胞の劣化はさらに加速することになります。
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「過酸化水素水」不使用
「過酸化水素水」を使用していないため、活性酸素の発生だけでなく染毛時のピリつきなどの不快感や、髪のダメージによるパサつきやハリ・コシの低下がまったくないため、染めるほどに髪のツヤが増し、質感の改善・向上を実感できます。
「ジアミン」不使用
ジアミン(パラフェニレンジアミン)は、少ない色素で濃い色を作ることが出来るため通常の白髪染めには欠かせない化学染料ですが、一方でかぶれ・かゆみ・湿疹など「アレルギー反応」を引き起こす原因となるため注意が必要です。
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「エルゴチオネイン」はアミノ酸のひとつで、自然界ではキノコ類などの菌類や一部の細菌のみでしか合成できません。
抗酸化作用が非常に強く、活性酸素によるDNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐことで、「アンチエイジング・生活習慣病予防・認知症予防」などの効果が期待されています。
エルゴチオネインはシイタケやヒラタケなどのキノコ類に多く含まれており、人間は、体内で生成することができないため、外部から積極的に摂取する必要があります。