『正常な“ヘアサイクル“を維持するためには、頭皮はやわらかい方が◎』
ご自分の頭皮をさわってみて、“かたい”と思ったことありませんか?
頭皮が“かたく“なるのは、なぜ?
要因としては、
【ストレス・疲れ・加齢・身体の冷え・眼精疲労や、睡眠不足・偏った食事・運動不足など生活習慣の乱れetc・・・】が、考えられます。
これらの要因により、筋膜(筋肉を包んでいる膜)が固くなり、血液やリンパの循環が悪くなります。
筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着しやすい特徴があります。
この筋膜の委縮や癒着が、時にコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になります。
そして、血流やリンパの流れが滞ることにより、頭蓋表筋(頭皮下の筋肉)に疲労物質や老廃物が蓄積されていきます。
結果、
筋肉が“かたく“なり頭皮が動きづらくなるというわけです。
頭の筋肉とは?
頭部には、【前頭筋・側頭筋・後頭筋】という筋肉がそれぞれ存在します。
そして、それら筋肉とつながり合うように【帽状腱膜】という筋膜があります。(これは皮下組織と頭蓋骨の間にある線維状の組織です。)
これら筋肉に、柔軟性が欠けると・・・
- 「前頭筋」 額のしわやまぶたのたるみ・頭痛
- 「側頭筋」 顔のたるみやほうれい線や口角の下がり・目の疲れ
- 「後頭筋」 首や肩のこり・頭痛
- 「帽状腱膜」は筋肉ではありませんが、柔軟性を失った筋肉が帽状腱膜を引っ張ってしまうため、固くなってしまいます。この帽状腱膜も筋肉を支える役割を担っているため、額のしわ、目尻のしわ、ほうれい線、あごラインのたるみなどに影響を与えます。
頭皮のかたさと育毛の関係
髪の毛は毛細血管を通って運ばれた栄養素や酸素を毛乳頭細胞が発毛シグナルを毛母細胞に送ることで、細胞分裂を行い生えてきます。
頭皮がかたいということは、血流が悪く栄養の供給が滞ってしまい髪の毛が正常に成長できていない可能性が高いということです。
よって、普段筋肉運動を行うことの少ない頭部は、意識的に動かすことが必要となります。
特に前頭部や頭頂部にあたる前頭筋・帽状腱膜は、日常生活だけでは動きにくいことに加えて血管やリンパ管が末端に位置するため、血行不良や老廃物の蓄積を起こしやすい場所となります。
これらをふまえ、頭皮のやわらかさを維持するためには、習慣的なマッサージやさまざまな要因の改善に取り組まなくてはいけません。
また、症状の進行具合や加齢・遺伝的体質などが原因である場合には、適切な処置による積極的な改善がおすすめです。
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