【お客様との「共有」には“ビジュアル“を用いるのが一番】
最近は、芸能人の方やモデルの方などでも、短くカットされる方が増えているような気がしますが・・・
その中でも、目立って見えるのが「ボブ」ではないでしょうか。
と、ひとくくりに「ボブ」といっても、今の「ボブ」スタイルは、そのバリエーションが多く、なかなか分かりづらくなっているような・・・。
いわゆる「ボブ」というと(ここからは、いち美容師としての個人的な見解になりますが・・・)えりあしから肩位までの長さのワンレングス(段差のない状態)スタイル。
これが、“ベース”となりここからはバリエーション域となります。
“ボブベース”からアウトラインが「水平・前下がり・前上がり」、段差の入れ具合によるウェイトの設定「グラデーション・レイヤー」etc・・・さらに、パーマやカラーリングと、とにかくスタイルの展開が幅広いです。
スタイル検索「ボブ」によるたくさんの写真・・・。やはり、“ひとくくり“には難しそうです。
(少しの変化でさまざまな雰囲気を楽しめるのも“ボブ“の魅力でしょうか。)
ここまでくると「ボブの定義」にこだわる必要もない気がしますが・・・とはいえ、お客様がお持ちのスタイルイメージというものはやはり重要です。
さすがに、スタイルオーダー時に「ボブ!」のみで押し通す方はいらっしゃらないかと思いますが、なかなか“言葉“のみでイメージを伝え、共有するのは難しいと思います。
そんな時はやはりビジュアルを使いながらの確認が一番ではないでしょうか。
スタイルブックやネット検索、ご自身の写真や時には絵でもありかと・・・。
それらイメージのもと、お悩み・似合わせ・ライフスタイルetcをスタイルに取り込んでいく・・・といったかたちがスムーズかと思います。(ジェイウォークでは、スタイリング時の写真を撮らせていただき、次回のカウンセリング素材のひとつにさせていただくこともありますが・・・)
いいヘアスタイルを作るには、やはりお客様との意思疎通「共有」は欠かせません!