パーマに対する“ダメージ“の不安

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ー進化型カーリング理論に基づく新発想ー

 ヘアスタイルにおける“ パーマ “の利点としては、

  • スタイルのイメージ雰囲気を容易に変えることができる
  • スタイリングが楽になる
  • スタイルに軽さ柔らかさが出るetc・・・

 と、良いことの多いパーマですが、やはり気になるのが髪の“ ダメージ “

 

ワインディング

 

 なぜ、パーマが髪のダメージへとつながるのか・・・。

 

パーマでは、

 ① 「水素結合」 水分により切断・乾燥することで結合

 ② 「イオン結合」 髪のPHがアルカリに傾くことで切断・PHを等電点に戻すことで結合

 ③ 「S-S結合」(シスチン結合) 還元剤により切断・酸化剤により結合

(S-S結合・・・毛髪内のタンパク質を形成するアミノ酸の結合のひとつ

 と3つの結合に作用するわけですが、その中でもS-S結合過度の切断不十分な結合が残ってしまうと髪を傷めてしまう原因のひとつとなります。

 

 また、パーマ剤には先程のS-S結合を切断する働きを持つ「還元剤」の他に、薬剤が効率よく働くように「アルカリ剤」が含まれていますが、この「アルカリ剤」の残留による髪のダメージも懸念されます。

 

S-S結合切断によるダメージ

 

ジェイウォークにて通常使用しているパーマ剤は・・・

 ■ カール形成に最も有効なS-S結合だけを効率よく切断・結合させるので、不必要なS-S結合の切断による毛髪損傷を大幅に抑制。

(パーマにおける還元反応部位が特定され、必要最小限かつ均一な還元作用が可能に)

 

 ■ 還元剤は皮膚感作性や反応臭の心配のないものを使用。

(皮膚感作性とは遅延性過敏反応の一つで、化学物質による過剰な免疫反応により皮膚にかぶれが起こる現象)

 

 ■ アルカリ剤は毛髪残留性が低く刺激の少ないものを使用しダメージの進行を抑制。

 

 もちろん、パーマによるダメージの抑制対策には薬剤のみならず、髪に対し極力負担のかからない効率のよい技術や、髪質やスタイルに合わせた処理剤、PHコントロール等による正しいアプローチなど、様々な要素が組み合わさり実現するものですので、デザイン・剤・プロセスなど常に改善に取り組む事が必要です。

美容開発イメージ

 

サプリカールによるミディアムパーマスタイルサプリカールによるミディアムパーマスタイル②

 

まだまだパーマスタイルを楽しみたい方はもちろん、

パーマによる“髪のダメージ“が不安な方

髪が細くなってきたり、乾燥しがちなエイジング毛の方

傷んでしまった髪によりツヤやまとまりがなくなってしまった方etc・・・

も、お気軽にご相談ください!m(__)m

 

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